2022年12月27日
皆さんこんにちは🌞
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回も、当院で取り扱いのある予防ケアアイテムのご紹介をさせていただきます!
Systema SP-Tジェル
前回ご紹介したSystema SP-Tメディカルガーグルの同一ラインの商品で、歯肉の弱った部位をじっくり磨ける、歯周病リスクの高い方にオススメの研磨剤無配合の歯磨き粉です。
特徴
①薬用成分VE(ビタミンE)、酢酸トコフェロールが、歯肉の防御力を高め、歯周病を予防します。
・VEによる組織修復:歯肉細胞を活性化して、歯肉組織を修復します。
・VEによる上皮バリア機能:VEは歯肉上皮を強化して、歯肉内部への歯周病原因子の侵入を防ぎます。
②殺菌成分IPMP(イソプロピルメチルフェノール)がバイオフィルムに浸透し、高い殺菌効果を発揮します。
③抗炎症成分トラネキサム酸配合。歯肉の炎症・出血を抑えます。
④抗炎症成分β‐グリチルレチン酸配合。歯肉の炎症を抑えます。
⑤ラウロイルサルコシンナトリウム配合。口臭を予防します。
⑥フッ化ナトリウム1450ppm配合。虫歯の発生・進行を予防します。
このように、虫歯と歯周病両方に対してアプローチしてくれる有効成分が配合されていて、研磨剤は無配合なので、ご自身の歯だけでなく、詰め物・被せ物が入っているお口の中にも優しい歯磨き粉で、当院の歯科衛生士オススメのお品になります!
虫歯や歯周病でお悩みの方は、ぜひ一度お使いになってみてください🤓
2022年12月5日
皆さん、こんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回は当院のメインテナンス用機械が新しくなりましたので、ご紹介いたします!
Varios Combi Pro
以前から、当院で行っているPMTCのお掃除では、電動のコードレスブラシと、患者さんの口腔内の状態に合わせて選んだペースト剤、超音波スケーラー、トリートメント剤を使用してきました。
以前の器具でも清掃性や歯面の保護作用は十分ありましたが、「患者さんにとってより良いものを」となり、新しい器具を導入しました。
新しく導入した「Varios Combi Pro」は、一台二役の機能を持った機械で、一つはパウダーメインテナンス、もう一つは超音波スケーラーの機能があります。
パウダーメインテナンス
パウダーメインテナンスとは、パウダーと空気とお水を噴射して、歯の表面のプラークやバイオフィルム、ステインなどを除去していくメインテナンス方法です。
当院では、ペリオメイトパウダーという製品を使用しています。
このパウダーはグリシンというタンパク質を構成するアミノ酸でできたパウダーなので、高い水溶性があり、歯周ポケット内に残留しても無害で、中等度までの歯周ポケットに対してはポケット内の洗浄にも使用できるという特徴があります。
また、歯の象牙質(モース硬度2~2.5)よりも柔らかい(グリシン モース硬度~2)ため、歯に傷をつけずに汚れを除去することができます。
歯ブラシや電動歯ブラシとは違い、非接触で汚れを落としていくため、通常では取りにくい場所にもパウダーが届きやすく、短時間でのお掃除が可能です。
具体的には、1歯面あたり約4.8秒、1ブロック(例:奥歯4~5本)あたり約60秒、全歯に換算しても6分程度で、以前のブラシと比較すると、はるかに短い時間でバイオフィルム除去ができ、患者さんにも楽にメインテナンスを受けていただけるようになりました。
超音波スケーラー
超音波スケーラーは、以前は歯科用ユニットからの給水だったため、冷水しか使用できず、知覚過敏がある患者さんはとてもつらかったと思います。
Varios Combi Proは、専用の注水ボトルがあるため、ぬるま湯でのお掃除が可能になり、知覚過敏のある患者さんにも安心して施術を受けていただけるようになりました。
また、患者さんの口腔内のリスクに合わせて、殺菌成分のある薬液を混ぜ、超音波スケーラーのイリゲーション効果と合わせて使用することにより、炎症の改善、歯周ポケット内の細菌数の減少を容易にできます。
トリートメント剤にはミクロの傷の修復効果の他、細菌吸着効果があるため、引き続き使用しています。
このトリートメント剤を使用することで、歯につやが出て、次に汚れが付きにくい口腔内環境を作ることができます。
今後も患者さんにより良いメインテナンスを提供できるように、器具や薬剤を新しくしていく予定です。
PMTCについて詳しい話が聞きたい方は、担当歯科衛生士までお尋ねください!
また、すでにPMTCを継続して受けていただいている方で、薬剤のアレルギーがある、アレルギーの可能性がある方は、薬剤の変更もできますので、担当歯科衛生士にお申し付けください😊
2022年10月27日
皆さん、こんにちは。
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです🦷
今回から、当院で取り扱いのある予防ケアアイテムの紹介をさせていただきます。
Systema SP-Tメディカルガーグル
口腔内及びのどの殺菌・消毒・洗浄に優れた希釈タイプの含嗽剤(うがい薬)です。
口臭を除去するl-メントールも配合されています。
特徴
①殺菌効果に優れたセチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)配合
②抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)配合
③口中に清涼感を与え、l‐メントール配合で口臭除去にも効果あり
④透明な液体で、洗面所を汚さない
用法用量
1日数回、水100㎖に本品約0.5㎖(6~10滴)を滴下し、よくかき混ぜた後うがいをします。
CPCとは
強い殺菌・抗カビ作用を持ったカチオン性界面活性剤で、浮遊性細菌に対し、低い濃度から殺菌効果を発揮します。
高い安全性が求められる歯磨剤、マウスウォッシュ、のど飴、トローチの殺菌成分として使われている他、医薬品、化粧品、トイレタリー関連、工業用と幅広い分野で使われています。
l‐メントールとは
口臭除去効果のある矯味・矯臭剤です。
実際の使用感についての調査でも、「口臭を防ぐ」効果を94.6%の方が感じたと回答し、高い評価を得ています。
「口臭予防に役立ちそうです。後味もすっきりしています。」、「清涼感が良いです。後味、さっぱり感が抜群です。」との声がありました。
高い経済性
希釈タイプなので、(内容量100㎖の場合)約😋200回使用することができ、100㎖の水に薄めると、20ℓものうがい薬として使用することが可能です。
今後ご紹介する同シリーズのSP-Tジェルと異なるタイプの殺菌剤が配合されていることで、お互いに補完し、より効果的な歯周病原細菌のコントロールが期待できます。
気になる方は、ぜひお気軽にお声がけください😋
2022年10月6日
皆さんこんにちは🙋🏻♀️
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
近頃、当院にご通院中の患者様から、お子様がフッ化物配合の歯磨き剤を飲み込んでしまい心配、という相談が増えています。
一度に多量を飲み込んでしまった場合は危険ですが、少量であれば問題ありません。
しかし、お母様、お父様方からすると、少量とは言っても心配だと思います。
そこで、今回は、フッ化物の安全な使い方についてお話していきます。
フッ化物の効果
以前にお話したことがありますが、まずはフッ化物についてです。
フッ素は元素名で、食品やオーラルケア用品に含まれるものはフッ化物(フッ素化合物の略)と呼ばれます。
フッ化物は、お茶や海産物にも含まれていますが、オーラルケア用品に含まれる種類は3つ、フッ化ナトリウム、フッ化第一スズ、モノフルオロリン酸ナトリウムです。
フッ化物を水道水から摂取したり、高濃度フッ化物配合の歯磨き粉を多量に飲み込んだりしてしまうと、急性中毒や慢性中毒による歯のフッ素症、骨フッ素症などの健康被害が出てしまいますが、適正量を守り使用すれば、むし歯予防には一番の薬効成分になります。
フッ化物の効果は、
1.エナメル質の耐酸性向上(エナメル質がむし歯菌の出す酸で溶けにくくする。)
2.再石灰化の促進(むし歯菌の出す酸によって溶けた歯を修復する。)
3.う蝕原因菌の酸産生能の抑制(むし歯菌が酸を出す働きを抑える。)
の3つがあります。
フッ化物を安全に使うためのポイント
医院では、お子様の年齢、うがいができるかを確認して、お子様一人一人に適した濃度と量を守って使用しています。
ご自宅で使用される時も、ぜひフッ化物の量を確認してから使用してみてください。
まず、年齢ごとにフッ化物の適正濃度、適正量が決まっています。
6ヶ月-2歳→切った爪くらいの少量を仕上げ磨き時に使用。濃度は500ppmまで(泡状なら1000ppm)。
3-5歳→5mm以下の量を使用後、少量(5~10ml)の水で1回だけうがい。500ppmまで(泡状なら1000ppm)。
6-14歳→1cm程度の量を使用後、少量の水で1回うがい。900〜950ppm。
15歳以上→2cm程度の量を使用後、少量の水で1回うがい。1450ppm。
日本でのフッ化物配合歯磨剤の適正使用量、濃度は、厚生労働省によって定められていますので、お子様の年齢に合わせて使用してください。
フッ化物の急性中毒
上記を守れば安全に使用できますが、誤って飲み込んでしまった場合に、急性中毒が起こる量と対策もお話します。
フッ化物による急性中毒量は、フッ素2mg/kgで起こると言われています。
当院で販売しているフッ化物配合洗口剤では半分強(250㎖のうち175㎖)、お子様向け歯磨き粉では1.7本分を飲み込まないと、中毒症状は起りません。
上記のように、飲み込んでしまった場合も少量であれば問題ありませんが、急性中毒が心配な場合は、コップ一杯分の牛乳を飲ませてみてください。
フッ化物と牛乳のカルシウムが結合して、腸管からの吸収を防ぐことができます。
また、商品の裏面にも記載があると思いますが、必ずお子様の手の届かない場所で管理をしてください。
フッ化物の慢性中毒
急性中毒は上記のように防ぐことができますが、慢性中毒の場合は上記の対策は適しません。
慢性中毒の症状は、歯のフッ素症、骨フッ素症の二つで、症状が出るフッ化物摂取濃度と摂取期間が、急性中毒と大きく異なります。
歯のフッ素症は、エナメル質の石灰化時期(出生後~8歳頃)に、0.1g/kg(体重)/日を毎日摂取する(飲み込む)ことが、歯のフッ素症が発現する最低量です。
歯が完全に生えた状態では、歯のフッ素症は起らないと言われています。
骨フッ素症は、初期症状はレントゲン写真で不透過性(白い部分)が増加する程度ですが、進行すると疼痛、硬直、異常な骨形成などが起こります。
しかし、この骨フッ素症は、日本では報告数がとても少ないです。
骨フッ素症が起こる条件は、1日に8ppmを超える濃度のフッ化物を10年以上摂取することです。
フッ素が含まれる飲食物は、お茶(抽出したもので0.5~2.0ppm)、食卓塩(0.5~3.0ppm)、メザシやニボシ(10~40ppm)などがありますが、骨フッ素症が起こる時に重要になる飲食物は「水」です。
フッ化物を使った予防方法の一つに、「水道水フロリデーション」という方法があります。
水道水フロリデーションは、水道水にフッ化物を添加することでむし歯予防を図るものです。
この水道水フロリデーションにより、骨フッ素症の報告が多い国は、インドや中国です。
高温や乾燥する地域では、水分摂取量が増えます。その時に摂取する水道水に高濃度のフッ化物が添加されていると、日常的に摂取するフッ化物量が増え、骨フッ素症の原因になってしまいます。
日本の水道水に含まれるフッ素は0.8ppmで、極少量です。
過去には、日本でも水道水フロリデーションが実施されていた地域もありましたが、現在は中止されています。
ですので、日本では、骨フッ素症が起こる可能性はとても低いです。
心配な場合は、1日のフッ化物摂取量を計算しながら、食品を摂取してみてください。
いかがでしたか?
今回は、フッ化物の安全性についてお話させていただきました。
次回は、お子様向けのフッ化物配合ケア用品についてお話していきます。
2022年8月25日
皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
突然ですが、皆さんはお家で歯ブラシ以外の口腔ケア用品は使っていますか?
歯ブラシ以外では、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシなどがありますが、中でも一番取り入れやすい物と言えば「洗口剤」ではないでしょうか。
洗口剤とひとくくりに言っても、効能は様々です。
今回は医薬部外洗口剤とその殺菌力について、お話していきます。
医薬部外品とは
医薬部外品は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で定められている分類の1つです。
医薬部外品の他には、医薬品、化粧品があり、それぞれ、効果や目的が異なります。
まず、医薬品は、「日本薬局方に収められている物」、「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物」、「人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物」と定義されています。
歯科医院で、治療後に患者さんにお渡しする鎮痛剤や抗生剤などが、この医薬品に分類されます。
次に医薬部外品は、「人体に対する影響が緩和なもの」、「吐きけその他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止」、「あせも、ただれ等の防止」、「脱毛の防止、育毛又は除毛」、「人又は動物の保護のためにするねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物の防除の目的のために使用される物」、「厚生労働大臣が指定する物」と定義されています。
皆さんが使っているフッ化物含有歯磨剤や薬用成分含有洗口剤などが、この医薬部外品に分類されます。
化粧品は、医薬品や医薬部外品とは異なり、治療や予防、防止には用いらない物を指します。
薬機法では、「の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物」と定義されています。
歯科用品では、薬用成分が何も含まれていない歯磨剤や洗口剤などが、ここに分類されます。
医薬部外洗口剤の成分
市販品の中でも、多くの物に殺菌成分は含まれています。
しかし、同じメーカー、同じブランドの物でも、予防の対象の病気や細菌によって、異なる殺菌成分が配合されていますので、興味があれば皆さんが今お使いの洗口剤の裏の成分表を見てみてください。
殺菌成分の種類は大きく分けて2つ、イオン性、非イオン性に分けられます。
イオン性の代表的な殺菌成分は塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジンなどがあり、非イオン性ではポピドンヨード、イソプロピルメチルフェノールなどがあります。
このイオン性、非イオン性では作用に違いがあります。
イオン性は、特にお口に中に漂っている細菌(浮遊性細菌)に強く、プラーク(歯垢)の表面に付着して、病原細菌を攻撃し、バイオフィルムの再形成を阻害します。歯磨き後のうがいに適しています。
非イオン性は、バイオフィルムに強く、浸透効果がありますが、古くなってしまったバイオフィルムには浸透できず、イオン性のようなバイオフィルムの再形成を阻害する作用はないと言われています。歯磨きができない時のうがいに適しています。
殺菌成分の使い分けと代表的な商品
殺菌成分の作用の違いから、時間帯で分けて使用することがおすすめです。
イオン性の殺菌成分含有洗口剤は歯磨き後のうがいに適しているので、朝昼夕食後のうがいに、非イオン性はブラッシングができない時のうがいに適しているので、間食後のうがいに使用すると、その時々でしっかり殺菌成分の効果を得やすくなります。
イオン性殺菌成分含有洗口剤は、グルコン酸クロルヘキシジン配合ではコンクールF(ウェルテック)、バトラーCHX洗口液(サンスター)など、塩化セチルピリジニウム(CPC)配合ではGUMデンタルリンス(サンスター)、モンダミン(アース製薬)などがあります。
GUMデンタルリンスには、塩化ベンザルコニウム(BKC)という殺菌成分も配合されています。
非イオン性殺菌成分含有洗口剤は、エッセンシャルオイルではリステリン(ジョンソンエンドジョンソン)、イソジン((ポピドンヨード)ムンディファーマ)などがあります。
上記の殺菌成分、商品が市販で購入できる代表的な物になります。
いかがでしたか?
洗口剤は、口臭予防というイメージが強いですが、むし歯、歯周病予防効果もあります。
しかし、妊婦さんは使用を控えたほうがいいものや、お子さんは濃度を薄めにしたほうがいいものがあります。
必ずパッケージや裏面、同封の説明書に記載がありますが、分からないことや心配なことがあれば、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください🤓

