2021年4月5日
こんにちは(^^)/与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回もインプラント治療についてお話していきます!(^^)!
★インプラント治療に必要な検査は? 特に重要と思われること
(1)CT検査
インプラント治療はインプラント体を顎の骨の中に埋め込むため、顎の骨の状態を三次元的に正確に把握する必要があります。
CTは多方向からX線を照射して、コンピューターで画像解析ができるため三次元的な診断ができます。
手術後の神経麻痺などのトラブルを防ぐためにも必要な検査です。
(2)歯周病の検査
インプラントは自分の歯の歯茎(歯肉)で起こる歯周病と同じような症状を示す「インプラント周囲炎」にかかりやすいと言われています。
いずれも歯周病菌が関与しているため、歯周病の治療をしないでインプラント治療を行うとインプラント周囲炎を起こしやすくなるため、治療前に
歯周病の状態を診査する必要があります。
(3)全身疾患の有無
インプラント治療を受ける人は40歳後半~が中心になります。この年代になると様々な病気の罹患率が高くなります。
全身疾患の有無は初診時に記載する問診票を基に確認しますが、新たに問題が見つかったり、少しでも気になることがあれば手術を安全安心に行う
ために内科医等へ照会を行います。
★インプラントの費用
インプラントの治療費は自由診療が原則になります。
初診から、CT検査、手術費、上部構造の製作費、メインテナンス等が自由診療です。
医院によって費用は異なりますので、必要な費用をしっかりと確認してから治療を受けることが大切です。
平成24年4月から症例によっては健康保険が使えるようになりましたが、癌等で顎骨を切除後に骨移植を行った症例や、外肺葉異形成症等の先天性
疾患の症例等に限られます。保険診療を行える医療機関は入院の出来る病院等の施設基準があり、どこの医療機関でも受けられるものではありませ
ん。
★メインテナンスについて
インプラントを長く持たせるためには日常のお手入れとメインテナンスが大切です。ブラッシングは歯科衛生士よりアイテムや方法の提案を行いま
す。メインテナンスではクリーニング、かみ合わせの確認やレントゲン撮影をしてインプラント体周囲の骨吸収の診査等を行います。
個々の患者さんの状態に合わせたメインテナンス期間を設定します。
また次回へ続きます!
2021年2月26日
こんにちは(^▽^)/
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
前回の続きで、インプラントについてお話していきます!
★インプラント治療は誰でも受けられるか?
(1)年齢制限は?
成長発育中の子供には基本的にはインプラント治療はしません。
現在のインプラントは骨と結合するため、顎骨の発育に伴って骨の中に埋没してしまうからです。
一般に女性は18歳、男性は20歳くらいになると骨の成長が止まるので、それ以降に治療を始めるのがよいと言えます。
インプラント治療は歯がなくなる40歳~60歳代の方が中心となりますが、高齢者でも抜歯などの手術を受けられる健康状態であれば可能
です。
(2)持病(全身疾患)を抱えている人は治療を受けられるか?
手術を伴うため、誰でも受けられるというわけにはいきません。心疾患などで症状が重い人や安定していない人は難しくなります。
糖尿病の方は、手術後の傷の治りが悪くなり、感染の危険性が増します。また、骨を作る細胞の機能や数が低下して骨結合が出来なくなる恐
れがあり、治療後にはインプラント周囲炎を起こしやすくなります。血糖値がコントロールされていない人ではコントロールされるまで治療
は延期する必要があります。
50歳以降の女性に多い骨粗鬆症は、骨が軟らかいより硬い方が臨床成績が良いためリスク因子となりますが、インプラント体の埋入方法や
骨結合しやすいとされているインプラント体の使用などにより対処できます。しかし患者さんが予防薬あるいは治療薬としてビスホスホネー
ト製剤を使用している場合は、手術後に顎骨の壊死に至ることがあるので注意が必要です。
投薬の種類や期間などによっては治療可能ですので主治医に相談することが重要です。
(3)金属アレルギーがあると治療は受けられないか?
インプラント治療は色々な金属が使われます。インプラント体はチタンが使われます。チタンは金属アレルギーを起こさないと言われた時期
もありましたが、まれに人によってはアレルギーを起こすようです。特に他の金属に対してアレルギーのある人はチタンに対しても起こす可
能性があるためパッチテストや血液検査を受けておいた方が良いと思われます。
(4)喫煙はインプラント治療にとってリスクになるか?
喫煙により粘膜の血液の流れが悪くなって、傷の治りや骨を作る細胞の増殖や分化に影響し骨の治癒が遅れたりします。
内外の論文でも喫煙者と非喫煙者では失敗率が喫煙者の方が高いと報告されています。
また喫煙は手術の結果に影響を与えるだけではなく、治療終了後の経過にも影響を及ぼすので、禁煙をメインテナンス期間に入っても続ける
必要があります。
次回へ続きます(^^)/
2021年1月25日
こんにちは! 与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
前回の続きでインプラントについてお話します。
★インプラントと自分の歯(天然歯)の違いは?
インプラント体と周りの骨とは隙間がなく、くっついた状態です。一方、天然歯の歯根の周りにはクッションの役割を担う歯根膜という組織があります。そのため、噛むと歯はわずかに沈み込みます。また、この中には噛んだ時にかかる圧力を鋭敏に感知して、噛む力をコントロールするためのセンサー(受容器)もあります。
インプラントにはこのようなクッションもセンサーもありません。骨の弾力によるほんのわずかな沈み込みしか生じません。噛む力は顎の骨の周りの骨膜、噛むための筋肉、顎の関節などにあるセンサーによってコントロールされますが、歯根膜にあるセンサーに比べ「感度」が劣るため、噛み合わせには十分に注意する必要があります。 また、インプラントの周りの粘膜(歯の場合は歯肉)は天然歯と異なっています。天然歯では、歯肉はエナメル質と付着上部と呼ばれる部分で、その下の結合組織はセメント質と結合し、細菌などが容易に侵入できないようになっています。インプラントにはそのような構造はなく細菌は容易にインプラントと粘膜の間に侵入します。そのため、定期的なメインテナンスとホームケアが重要となります。
★インプラントの基本的な手術方法
インプラントの術式は大きく二つにわけられます。 手術を一回だけ行う一回法と手術を二回に分けて行う二回法があります。
(1) 一回法
インプラント体を埋める部位の粘膜を切開して骨を露出させ、ドリルで穴を開け、ワンピースインプラントを埋め込みます。
ツーピースインプラントの場合には、インプラント体を埋め込み、同時にアバットメントを連結します。
(2)二回法
一回法と同じようにしてインプラント体を埋め込んだ後、上部の穴にカバーを付けます。切開した粘膜を縫合して、一回目の手術は終了です。
インプラント体と骨が結合するまで上あごでは5,6ヶ月前後、下あごでは3ヶ月前後待ちます。(治癒期間)
二回目の手術はカバーの上の粘膜を切開して、カバーを除去後、仮のアバットメントを連結します。
骨の量が十分にあり硬い場合は一回法でも問題ありませんが、骨の量が少なく骨移植が必要だったり、骨が軟らかい場合には二回法が行われま
す。
また次回へ続きます😉
2020年12月25日
こんにちは!😄
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回から、インプラントについてお話します。
★歯を失ったら…😔
歯を失った際の治療方法は以前ですと入れ歯(義歯)、ブリッジ(失った歯の両隣の歯が残っている場合)でしたが、現在はインプラントが選択肢の一つとしてその存在と価値を広く知られるようになってきました。
★インプラントとは
インプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。 歯科では歯を失った顎の骨に体に馴染みやすい材料で作られた人工歯根を埋め込み、それを土台に人工歯を取り付けたもので、一般には人工歯根(正式には口腔インプラントまたは歯科インプラント)、単にインプラントといいます。 基本的に歯根部(インプラント体)支台部(アバットメント)人工歯(上部構造)と3つのパーツからできています。 顎骨の中に埋め込まれる部分、すなわち歯根部(インプラント体)インプラント体の上に取り付けられる支台部(アバットメント)歯の部分に相当する人工歯(上部構造)から構成されています。 インプラント体の材質はチタンまたはチタン合金で、大きさは直径が3~5㎜長さは6~18㎜です。 アバットメントの材質はチタン、チタン合金、ジルコニアなど、上部構造の材質はレジン、セラミック、ハイブリッドセラミック、金合金などがあります。
★いつから始まったか
インプラント治療の歴史は古く、記録では紀元前まで遡ります。現在に通じるインプラントは1900年代初めに登場しましたが、貴金属を材料としたためうまくいきませんでした。 1950年代にスウェーデンのブローネマルクらがチタンと骨が結合すること(この状態を「オッセオインテグレーション」と言います。)を発見し、1965年にチタン製スクリュータイプのインプラントを用いた症例を報告しました。その後、優れた長期の臨床成績が発表され、世界中で承認、使用されるようになると同時に、たくさんのメーカーから次々と発表されるようになりました。日本では1983年に治療が開始されています。
★メリット・デメリット
インプラント治療は手術が必要である、顎骨の骨量や骨質(硬い、軟らかい)の影響を受ける、治療期間が長い、自費診療のため治療費が高額になる等のデメリットがあります。しかし、残っている歯への負担がなく、自分の歯に近い機能や審美性の回復が可能である、等のメリットがあり、生活レベルの向上に伴い、利便性や快適性さらには審美性を求める風潮が広がる中で、それらの要望に応えられる治療と言えます。
★インプラントの種類
現在日本では20数種類のインプラントが販売されています。 インプラントには、インプラント体とアバットメントが一体化したワンピースタイプとインプラント体にアバットメントを連結するツーピースタイプがあります。また、インプラント体の形状はスクリュー(ネジ状)タイプとシリンダー(円筒形)タイプがあります。 スクリュータイプの方がオッセオインテグレーションを獲得する際に重要となる初期固定(インプラント体を埋入した時に骨により固定されること)を得られやすいことと、噛む力を周囲の骨に分散することができる点から多くのインプラントで採用されています。 現在は骨との結合をより速く、確実に得るために、インプラント体に様々な表面処理が行われています。
次回に続きます!😉
2020年12月4日
皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
突然ですが、皆さんは以前治療をした歯が、再び虫歯になっていると言われたことはありますか?
せっかく時間とお金をかけて、大変な思いをされて治していただいた歯も、正しいケアがされなければ何度も虫歯になってしまいます。
そこで、今回は部位別に治療後の歯のケアについてお話させていただきます😊
咬合面(噛む面)のケア
しっかりと詰め物がされている歯でも、境目にプラークが溜まれば、知らない間に詰め物の下で虫歯が再発してしまいます😱
咬合面では、まず境目にプラークを残さないよう、ブラッシングをすることが基本になります。
普通の歯ブラシで磨きにくい場合は、ワンタフトブラシという毛束が一本だけの歯ブラシがおすすめです!
歯ブラシでは届きづらい細かい部分のブラッシングが簡単に行えるので、詰め物をされた歯以外にも、矯正中の歯や親知らずの周り、歯並びが悪い部分、仕上げ磨きにもピッタリです!
隣接面(歯と歯の間の接触している面)のケア
隣接面のケアは億劫で、忘れがちになってしまう方も多いのではないでしょうか?
虫歯の好発部位でもある隣接面は、虫歯の再発もしやすいため、歯ブラシだけではプラークを落としきれないため、歯ブラシ以外の道具を使う必要があります。
歯と歯の間のケア用品では、デンタルフロス、歯間ブラシがありますが、特にデンタルフロスのほうが歯間ブラシと比較して、プラークを除去できる範囲が広いのでおすすめです!
また、デンタルフロスでは歯と歯の接触している部分に通すことができ、ホルダー付きや指巻きタイプ、ワックス付き、フッ素加工、スポンジタイプなど様々な種類があるため、ご自身にあったものを選択し易いという特徴があります。
ブリッジ周辺、広い隣接のケア
先ほど、隣接面のケアではデンタルフロスがいいとお話ししましたが、歯間ブラシのほうが適している場合もあります。
歯と歯の間が広くなっていたり、歯肉が下がっていたり、ブリッジや連結冠のように歯と歯の間が繋がっている場合は、デンタルフロスでは清掃効果が落ちてしまったり、そもそもデンタルフロスが通せなかったりするので、そういった部分には歯間ブラシが適しています。
歯間ブラシには、(メーカーによりますが)4S~Lまでサイズ展開があり、お口の部位によってサイズを使い分けることが可能です。
また、一本だけ歯が独立してしまっている部分のお掃除にも使用できるので、歯間ブラシだけで様々な部位のケアが行えるのでおすすめです!
今回のお話はこれで以上になります。
今は市販の物でもたくさん種類があり、選ぶのが難しいこともありますよね😔
自分に合ったケア用品が分からない、使い方があっているか不安など、何かあればお気軽にお尋ねください!😄

