2019年11月28日
こんにちは、与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィス歯科衛生士の人見です。
今回は顎関節症についてお話します(*^-^*)
顎関節症とは
顎関節は入り組んだ形と複雑な機能をもっています。筋肉と関節と神経が関与し下の顎を支えていて、
食事をしたり、話したり、あくびをしたりすると連動して動いています。
この顎の関節やその周辺に何かの原因により痛みや動きにくくなる症状がでるのが顎関節症です。
顎関節症の代表的な症状は、
「顎が痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「顎を動かすと音がする(顎関節雑音)」
の3つです。
具体的には…
・顎関節やその周辺に違和感を感じる
・食事中、噛む時に痛むもしくは顎がだるい
・口を動かすと顎関節に痛みがある
・口を開閉するときに顎関節でカックン、コッキン、ガクガクというような音がする
・口の開閉をスムーズに行うことができない
・口が左右にうまく動かない、開けにくい、顎が外れる
顎関節症の診断
顎関節症は、あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋)」、「口が開かない(開口障害)」、「あごを動かくと音がする(顎関節雑音)」もうち一つ以上があり、これらと同じような症状の出ることのある顎関節症以外の病気がない時に顎関節症と診断されます。
患者さんへの聞きとり(問診)、あごの動きの検査、あごや咀嚼筋の痛みの検査、レントゲン検査、必要に応じてMRI検査などを行い、顎関節症以外の同じような症状を呈する疾患を鑑別した上で診断を行います。
また痛みには、身体的な傷害だけでなく心理的・社会的な因子も強く関連することからこれらの状態は心理テストなどを用いて検査する場合もあります。
次回は顎関節症の原因についてお話します(^_^)/
2019年11月8日
こんにちは 与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィス歯科衛生士の荒井です。
前回の続きのお話になります。
歯ぎしりがもたらす悪影響
・歯の咬み合わせている面が削れる。(これを咬耗といいます。)
・歯の根元の部分がえぐれたり(楔状欠損)、歯ぐきがさがって歯がしみるように(知覚過敏症)なる。
・歯にひびが入ったり割れたりする。
・詰め物が欠けたり割れたり、取れやすくなる。
・歯がグラグラする(歯周病の悪化)。
・歯や歯ぐきに違和感や痛みを感じる。
・下あごの内側や上あごに顎の骨のでっぱりができる。(これを骨隆起といいます。)
・舌や頬に波打つように歯の跡がつく
・顎関節症になる。
・肩こりや頭痛がする。
など、さまざまな症状があります。
歯ぎしりを防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
歯ぎしりの対策
歯科医院の歯ぎしり治療では、マウスピースの装着が第一選択になります。
寝ている間は自身で歯ぎしりを止めることはできません。
そこで就寝時、上の歯にマウスピースを装着することで歯への負担を軽減することができます。
歯科医院では一人ひとりの歯型を採得しぴったり合ったマウスピースを作成します。
きちんと合っていないマウスピースは歯ぎしりによるダメージを悪化させてしまう恐れがあるので市販のマウスピースはおすすめできません。
また、歯科医院で歯ぎしり用のマウスピースを作成する際は健康保険が適用されるため、3割負担でだいたい3000円前後で作ることができます。
歯並びや咬み合わせの悪さが歯ぎしりの原因となっている場合は原因を改善する治療を並行して行うこともあります。
ご自身でできる歯ぎしりへの対策としては、歯ぎしりとストレスの関連性の観点から、ストレスを解消しなるべくリラックスした状態で過ごすことも大切です。
睡眠中の歯ぎしりはご自身ではなかなかコントロールができないものです。
しかし歯やお口の中に大きな悪影響を与えます。
もしかして歯ぎしりしているかも?と思うことがあれば一度ご相談ください(^_^)/
次回は顎関節症についてお話します!
2019年9月27日
こんにちは 与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィス歯科衛生士の人見です。
今回は歯ぎしりについてお話させて頂きます(^_^)/
歯ぎしりをしているかも?
「歯ぎしりをしていたよ」と言われたことはありませんか?
睡眠中の歯ぎしりは、誰にでもみられる現象です。健康な方でも疲れているときなどには、一晩に一回ぐらいは歯ぎしりをします。
ところが常習化してしまっている場合、毎晩のように、それも一時間以上もつづくことがあります。
しかも、非常に強い力(人によって違いはありますが、ガムを噛むときの数倍から十倍程度)で、歯ぎしりをしています。
ただ、睡眠中の歯ぎしりは自分ではなかなか気が付きません。
次のようなことがあったら歯ぎしりが常習化している可能性があるので注意しましょう。
・家族や友人などから歯ぎしりを指摘されたことがある。
・朝起きた時に顎にこわばりを感じることがある。
・食事の時に口を開けにくい時がある。
・昼間でもふと気が付くと歯をかみしめていることがある。
・下の歯の内側の歯肉に硬く骨が盛り上がったところがある。
・舌や頬に咬み跡ができている。
・歯がしみることがある。
歯ぎしりの種類
歯ぎしりには3つのタイプがあります。
- グラインディング…上下の歯をギリギリと大きな力でこすり合わせる。一般的に歯ぎしりと言われる症状。
- クレンチング…ほとんど音を出さずに強い力でくいしばる症状
- タッピング…カチカチと音を出して上下の歯をぶつける症状
これらを総称して「ブラキシズム」といいます。
歯ぎしりは寝ている間だけのものではありません。
起きているときにも無意識にくいしばったり(クレンチング)、カチカチ咬み合わせたり(タッピング)することも歯に悪影響を及ぼします。
また強い力で歯に負担をかける歯ぎしり以外にも気を付けるべき習慣があります。
それが、TCH(tooth contacting habit)=歯牙接触癖というものです。
本来、上下の歯が触れるのは会話や食事など口を動かす時だけで、なにもしていない時は上下の歯の間には隙間があり、唇を閉じていても歯は触れ合いません。
口を開いたときに舌に歯の跡がある、何もしていない時にも上下の歯が触れているようであればTCHの恐れがあります。
起きている間、長時間にわたって力がかかるため歯や歯を支える組織にダメージを与えると言われています。
歯ぎしりの原因
- ストレス
- 睡眠障害
- 悪い咬み合わせ(不正咬合)
- 悪い歯並び
- 歯が抜けたままで放置されている
- 疲労
- うつ伏せ寝・横向き寝
などが歯ぎしりの原因として考えられます。
みなさんはいかがでしたか?
次回は歯ぎしりがもたらす悪影響と歯ぎしりの治療についてお話します(*^-^*)
2019年9月9日
こんにちは 与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィス歯科衛生士の荒井です。
前回の続きのお話になります。
★体に優しいセラミック
銀歯治療についてご理解頂けたでしょうか?
銀歯よりも体に優しいのはセラミック治療になります。
見た目は白いので、銀歯のように目立つことはなく、表面はツルツルで汚れがつきにくいため虫歯になるリスクは低いと言えます。
また経年的な変色や材質的な劣化もないので長くお口の中で機能してくれます。
★現在、どのようなセラミックがあるのか
●ハイブリッドセラミック
レジンというプラスチック状の材料にセラミックを混ぜた物のことを言います。
レジン単体の物よりもセラミックを混合することで硬さを増し、耐久性をある程度アップさせていますが、耐久性・経年的変化など、セラミック単体の物よりも若干劣ります。
性質としてはセラミックよりもレジンに近く、経年的な変化として変色や摩耗がレジン同様にみられます。また、セラミックに比べると汚れがつきやすいです。メリットとしてはセラミックよりも安価で入れることができる点です。
●e‐max
現在用いられる材料で機会の多くなってきている材料です。
ニケイ酸リチウムガラスでできていて、硬さも実際の歯にとても近いです。
透明度も高く、見た目の色や形もきれいに仕上がります。
表面の性状はとても滑沢で汚れがつきにくいです。
ただ、性質としてたわむことができないので、ブリッジには用いることができません。
●メタルボンドクラウン
裏打ちを金属、表面にセラミックを焼き付けた被せ物のことです。
小さい詰め物には適応されず、被せ物のみに使用できます。
金属を使いますが、銀歯に使われる金属とは違い、セミプレシャスメタル・ノンプレシャスメタルというものを使います。
精密に作られるもので、表面はセラミックなので、表面的な変色が無く、汚れも付きにくいです。
強度も十分ありますが、金属を使用しているので透明度が低いです。また、歯ぐきが下がった際金属の部分が目立ってしまうことがあります。
●ジルコニアセラミッククラウン
人工ダイヤモンドと言われるジルコニアを裏打ちにして、表面にセラミックを築造した被せ物です。
構造はメタルボンドクラウンに似ていますが、ジルコニアボンドクラウンは天然歯に大切な透明感が再現できるので前歯に用いることが多いです。
●ジルコニアクラウン
ジルコニアは天然の歯と比べると約2~3倍の硬さです。
そのためすり減ることはなく、逆に自分の歯がはぎしりによってすり減ってしまうこともありますので、定期的な噛み合わせの確認や調整が必要になります。
また、噛む力が強い人や、歯ぎしりが強い人、強度を求める方に向いています。
ジルコニアはセラミックよりも汚れがつきにくいです。
★最後に
銀歯の良いところは安くてとりあえず噛めることです。
経済的な理由でやむなく銀歯にされた方や歯の事以外にお金を使いたいと思っている方も結構いらっしゃいます。
心配な方は定期健診でしっかりチェックを受けて頂くことをおススメします。
良い材料、良い治療、安全を、となると保険適応外の治療となってしまいますが、保険治療と保険適応外の治療では大きな差があることをご理解いただけたらと思います。
2019年7月23日
こんにちは 与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィス歯科衛生士の人見です。
今回のテーマは前回の続きで銀歯治療のお話です。
★銀歯とは?
銀歯とは言っていますが、いわゆる合金です。成分はパラジウム、銀、金、銅、イリジウム、インジウムなど沢山のものが混ざっています。錆びにくくするため等、それぞれがそれぞれの成分を補う役割で混合されてます。
銀歯治療が世界的にスタンダードかというとそうではありません。ドイツでは安全性に問題があるとして禁止になりました。
他にもアマルガムという銀歯が使われていた時代があります。アマルガムは主成分が水銀で出来ています。
水俣病の原因になったものです。口の中に入った金属は少しずつイオン化して身体の中に入って蓄積していきます。
そして金属アレルギーが発症してしまうのです。
★銀歯は虫歯を繰り返しやすい
銀歯が外れた経験をお持ちの方も多いと思います。
銀歯は接着剤で歯に装着しますが、唾液や水分で徐々に劣化していきます。すると、いつしか「くっついていた」はずの銀歯は「ただはまっているだけ」の状態となり、粘着性のある食べ物を摂取した際に取れてしまうのです。
治療をして、銀歯を入れたからもう治った!大丈夫!と思っている方も多いと思います。
確かに虫歯は除去しましたが、銀歯の性質上、精密なものではないので、小さな隙間から虫歯菌は侵入します。
前述の接着剤の劣化と銀歯の隙間は虫歯菌の住処となります。
そして、銀歯の表面が腐食する(錆びる)とザラつきが出てきます。日頃の食事や歯磨きなどで銀歯の表面は細かい傷がつきます。 そのようなところにプラークが溜まりやすくなり、虫歯になる、この無限ループの繰り返しとなります。
銀歯の寿命は約5~10年くらいといわれています。
銀歯の下の虫歯は、虫歯の黒い色が銀歯によって遮られ、見た目で気づきにくいことが多いです。
レントゲンを撮っても、ハレーションという撮影時に金属が反射して周りが輝いてしまって、虫歯が精密に映らないことがあります。確実に気づけるのは、虫歯が黒く透けてきた時、歯が欠けた時、銀歯が外れた時、痛みが出た時です。
虫歯が大きく、歯の神経を取る処置を行った場合、歯の一部を覆う銀歯(詰め物)ではなく、歯の全体を覆う銀歯(被せ物)を入れることが多いです。
神経のある歯はしみる、痛いという警告を送ってくれますが神経の無い歯は痛くなりません。
痛みを発しない銀歯の被せ物の下で広がった虫歯は、どんどん蝕んでいき、ついには被せ物ごと歯の頭の部分がゴロっと取れてしまいます。取れ方や虫歯の大きさによっては手遅れとなり、抜歯に至ります。
続きはまた次回お話します(^_^)/

