2019年9月9日
こんにちは 与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィス歯科衛生士の荒井です。
前回の続きのお話になります。
★体に優しいセラミック
銀歯治療についてご理解頂けたでしょうか?
銀歯よりも体に優しいのはセラミック治療になります。
見た目は白いので、銀歯のように目立つことはなく、表面はツルツルで汚れがつきにくいため虫歯になるリスクは低いと言えます。
また経年的な変色や材質的な劣化もないので長くお口の中で機能してくれます。
★現在、どのようなセラミックがあるのか
●ハイブリッドセラミック
レジンというプラスチック状の材料にセラミックを混ぜた物のことを言います。
レジン単体の物よりもセラミックを混合することで硬さを増し、耐久性をある程度アップさせていますが、耐久性・経年的変化など、セラミック単体の物よりも若干劣ります。
性質としてはセラミックよりもレジンに近く、経年的な変化として変色や摩耗がレジン同様にみられます。また、セラミックに比べると汚れがつきやすいです。メリットとしてはセラミックよりも安価で入れることができる点です。
●e‐max
現在用いられる材料で機会の多くなってきている材料です。
ニケイ酸リチウムガラスでできていて、硬さも実際の歯にとても近いです。
透明度も高く、見た目の色や形もきれいに仕上がります。
表面の性状はとても滑沢で汚れがつきにくいです。
ただ、性質としてたわむことができないので、ブリッジには用いることができません。
●メタルボンドクラウン
裏打ちを金属、表面にセラミックを焼き付けた被せ物のことです。
小さい詰め物には適応されず、被せ物のみに使用できます。
金属を使いますが、銀歯に使われる金属とは違い、セミプレシャスメタル・ノンプレシャスメタルというものを使います。
精密に作られるもので、表面はセラミックなので、表面的な変色が無く、汚れも付きにくいです。
強度も十分ありますが、金属を使用しているので透明度が低いです。また、歯ぐきが下がった際金属の部分が目立ってしまうことがあります。
●ジルコニアセラミッククラウン
人工ダイヤモンドと言われるジルコニアを裏打ちにして、表面にセラミックを築造した被せ物です。
構造はメタルボンドクラウンに似ていますが、ジルコニアボンドクラウンは天然歯に大切な透明感が再現できるので前歯に用いることが多いです。
●ジルコニアクラウン
ジルコニアは天然の歯と比べると約2~3倍の硬さです。
そのためすり減ることはなく、逆に自分の歯がはぎしりによってすり減ってしまうこともありますので、定期的な噛み合わせの確認や調整が必要になります。
また、噛む力が強い人や、歯ぎしりが強い人、強度を求める方に向いています。
ジルコニアはセラミックよりも汚れがつきにくいです。
★最後に
銀歯の良いところは安くてとりあえず噛めることです。
経済的な理由でやむなく銀歯にされた方や歯の事以外にお金を使いたいと思っている方も結構いらっしゃいます。
心配な方は定期健診でしっかりチェックを受けて頂くことをおススメします。
良い材料、良い治療、安全を、となると保険適応外の治療となってしまいますが、保険治療と保険適応外の治療では大きな差があることをご理解いただけたらと思います。

