2025年12月1日
皆さんこんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
根面う蝕とは
皆さんは「根面う蝕」という言葉を聞いたことはありますか?
これは加齢や歯周病によって歯茎が下がり、露出した歯の根元にできる「むし歯」のことを指します。
日本は2007年から老年人口(65歳以上)が総人口の21%を超えた超高齢化社会となり、今後も高齢化率は増加することが予想されています。
2070年頃には65歳以上の高齢者が総人口の2.6人に1人となることが予測されており、生産年齢人口の1.3人で1人の高齢者を支えていくことになるかもしれないと言われています。
2022年に行われた歯科疾患実態調査では、低年齢ではむし歯になったことがある人の割合は減少しておりますが、55歳以上では割合が増加しているそうです。
根面う蝕はむし歯が進みやすい
歯茎が下がった部分の歯の根元は、象牙質といわれ噛む面の歯の質(エナメル質)と比べて㏗が高く溶けやすいといわれています。
また、象牙質の構造の1つである細い管にむし歯菌が侵入して、深いところまでむし歯が進行しやすいです。
歯茎が下がる原因としては、ブラッシングの力が強かったり、加齢や、噛み合わせ、歯周病などが挙げられます。
特に加齢に伴い全身疾患を持つ患者さんの割合が増加し、服用薬の副作用や多剤服用による口腔乾燥が影響しやすくなります。
口腔内が乾燥すると、歯の表面についているプラークが硬くなり、歯ブラシで落としにくくなることもむし歯のリスクも高くなります。
根面う蝕の予防について
根面う蝕を予防するためには、歯茎が下がる原因である歯周病や歯ぎしりを予防したり、ブラッシングの力加減を確認したり、フッ化物の応用、口腔内が乾燥しないように水分補給やお口をぽかんとしないようにするなど、様々な視点から予防をすることができます。
何か気になることやご相談等ございましたら、お気軽にお申し付けください。
2025年10月27日
皆さんこんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回は妊娠期の歯周病のリスクについてお話します。
妊娠中の歯周病は早産、低体重児出産の原因の一つの可能性があると考えられています。
歯周病に罹っている妊婦の場合は歯の組織で産生された炎症物質が血液を介して子宮を刺激し、早産、低体重児出産を引き起こす可能性があるといわれています。
さらに妊娠期には妊娠性歯肉炎になる可能性があります。
妊婦の35~75%で発症するといわれています。
特に前歯での歯茎の炎症が顕著に見られ、妊娠性鼻炎による口呼吸の増加に伴い、前歯の炎症が悪化することが多くなります。
また出産回数が増加するほど残存する歯の数が減少といった報告もあります。
妊娠期の歯磨きについて🦷
妊娠期には歯茎の炎症が起きやすいためセルフケアの強化が必要です。
妊娠中は唾液が減少し口の中が乾燥するため頬など粘膜を刺激するアルコール含有洗口剤の使用は控えてください。
妊娠中の治療について🦷
歯周病の治療やその他の歯科治療は妊娠中期以降に行うことが推奨されています。
しかし早産、低体重児出産の予防を目的とした治療は効果の点から推奨されていません。
妊娠を考えている方は妊娠前に歯周病予防や治療を行い、セルフケアにより健康な歯茎を保つことが大切です。
当院は妊婦健診を行っています。不安なことや妊娠中の歯磨きなどお気軽にご相談ください。
2025年9月29日
皆さんこんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
この度、10月より歯科診療報酬制度の改定のため、口腔管理体制強化加算(口管強)という制度が加わりました。
口腔管理体制強化加算(口管強)とは
口腔管理体制強化加算(口管強)とは、これまでかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)として、行われていた評価基準を改めて、より質の高い口腔管理と疾病予防を実現するために、導入された新しい診療報酬制度です。
口腔管理体制強化加算の認定を受けている歯科医院は全国で、20%程度と言われており、一定の施設基準を満たした診療所のみが口腔管理体制強化加算の認定を受けることができます。
そしてこの度、当院も口腔管理体制強化加算の認定を受けることができました。
今までと同様むし歯や歯周病の予防、歯を失うリスクを低減することを目的とし、患者様一人ひとりのライフスタイルやお口の状態に合わせた予防ケアを通して、口腔内環境を長く守るお手伝いをします。
それに合わせて、今まで定期検診のご案内を基本3カ月ごとでさせていただいてたところ、患者様のリスクに応じて定期検診の間隔が
1~3カ月でご相談できるようになりました。
つきましては口腔管理体制強化加算に変わるため、保険点数が変わり負担金割合が一部増額いたします。
物価高の昨今、患者様皆様にはご負担おかけしますが、継続的に良質な医療提供のためご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。
何かご質問等ございましたらお気軽にお申し付けください。
2025年8月25日
皆さんこんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
シェーグレン症候群という言葉をきいたことはありますか?
シェーグレン症候群とは目や口が乾燥してしまう自己免疫疾患です。
日本には約50~100万人いるとされています。
男女比は約1:15と女性に多いです。50代の更年期前後に女性に好発するという特徴があります。
シェーグレン症候群には分類があります。
①一次性シェーグレン症候群→他の膠原病の合併が見られない。
一次シェーグレン症候群からさらに分類されます
1.腺型シェーグレン症候群→病変が涙腺、唾液腺などの腺性症状に限局する。
2.腺外型シェーグレン症候群→病変が腺性症状のみならず全身諸臓器に及ぶ。
②二次性シェーグレン症候群→全身性エリテマトーデスや関節リウマチなどの膠原病に合併する。
③症候性シェーグレン症候群→乾燥状態の有無により、自覚的に乾燥症状がある。
④潜在型シェーグレン症候群→自覚的に乾燥症状がないもの、舌の乾燥などの口の乾燥状態、唾液腺腫大や腺外症状があり、検査により涙腺や唾液腺の病変がある。
シェーグレン症候群になると虫歯になりやすくなります。
お口の乾燥が気になる場合は歯医者で相談してみてください!
2025年7月31日
皆さんこんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
近年、「お口ぽかん」という言葉を聞いたことはありませんか?
「お口ぽかん」とは「口唇閉鎖不全」のことをいいます。
安静時(リラックスなど)に口が開いている状態を指します。
お口の周りの筋力の低下や、鼻詰まりによる口呼吸、嚙み合わせ、歯並び、姿勢や舌癖などの様々な理由からお口がぽかんと
開いたままの状態になります。
日本全国の3歳~12歳を対象とした口唇閉鎖不全の割合は30.7%であり、年齢が増えるとともに有病率も増加するそうです。
「お口ぽかん」の問題はなにがあるか?
お口が開いていることにより口腔内が乾燥するため、汚れが落としにくく虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
また、口唇・頬・舌のバランスが乱れて前歯が出っ歯になりやすいなど、歯並びに影響が出やすくなります。
さらには、お口が開いていると外気が直接取り込まれることが多くなるため、ウイルス感染へのリスクが高くなり、アレルギー疾患を引き起こしやすくなると言われています。
このように「お口ぽかん」には様々な問題が発生したり、お口のトラブルの原因につながることもあるので、早期に発見・対応が必要です。
ぜひ気にして見てみてください。
疑いがある場合は検査ができるので、気になることがありましたらお声がけください。

