2022年10月27日
皆さん、こんにちは。
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです🦷
今回から、当院で取り扱いのある予防ケアアイテムの紹介をさせていただきます。
Systema SP-Tメディカルガーグル
口腔内及びのどの殺菌・消毒・洗浄に優れた希釈タイプの含嗽剤(うがい薬)です。
口臭を除去するl-メントールも配合されています。
特徴
①殺菌効果に優れたセチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)配合
②抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)配合
③口中に清涼感を与え、l‐メントール配合で口臭除去にも効果あり
④透明な液体で、洗面所を汚さない
用法用量
1日数回、水100㎖に本品約0.5㎖(6~10滴)を滴下し、よくかき混ぜた後うがいをします。
CPCとは
強い殺菌・抗カビ作用を持ったカチオン性界面活性剤で、浮遊性細菌に対し、低い濃度から殺菌効果を発揮します。
高い安全性が求められる歯磨剤、マウスウォッシュ、のど飴、トローチの殺菌成分として使われている他、医薬品、化粧品、トイレタリー関連、工業用と幅広い分野で使われています。
l‐メントールとは
口臭除去効果のある矯味・矯臭剤です。
実際の使用感についての調査でも、「口臭を防ぐ」効果を94.6%の方が感じたと回答し、高い評価を得ています。
「口臭予防に役立ちそうです。後味もすっきりしています。」、「清涼感が良いです。後味、さっぱり感が抜群です。」との声がありました。
高い経済性
希釈タイプなので、(内容量100㎖の場合)約😋200回使用することができ、100㎖の水に薄めると、20ℓものうがい薬として使用することが可能です。
今後ご紹介する同シリーズのSP-Tジェルと異なるタイプの殺菌剤が配合されていることで、お互いに補完し、より効果的な歯周病原細菌のコントロールが期待できます。
気になる方は、ぜひお気軽にお声がけください😋
2022年8月25日
皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
突然ですが、皆さんはお家で歯ブラシ以外の口腔ケア用品は使っていますか?
歯ブラシ以外では、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシなどがありますが、中でも一番取り入れやすい物と言えば「洗口剤」ではないでしょうか。
洗口剤とひとくくりに言っても、効能は様々です。
今回は医薬部外洗口剤とその殺菌力について、お話していきます。
医薬部外品とは
医薬部外品は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で定められている分類の1つです。
医薬部外品の他には、医薬品、化粧品があり、それぞれ、効果や目的が異なります。
まず、医薬品は、「日本薬局方に収められている物」、「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物」、「人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物」と定義されています。
歯科医院で、治療後に患者さんにお渡しする鎮痛剤や抗生剤などが、この医薬品に分類されます。
次に医薬部外品は、「人体に対する影響が緩和なもの」、「吐きけその他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止」、「あせも、ただれ等の防止」、「脱毛の防止、育毛又は除毛」、「人又は動物の保護のためにするねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物の防除の目的のために使用される物」、「厚生労働大臣が指定する物」と定義されています。
皆さんが使っているフッ化物含有歯磨剤や薬用成分含有洗口剤などが、この医薬部外品に分類されます。
化粧品は、医薬品や医薬部外品とは異なり、治療や予防、防止には用いらない物を指します。
薬機法では、「の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物」と定義されています。
歯科用品では、薬用成分が何も含まれていない歯磨剤や洗口剤などが、ここに分類されます。
医薬部外洗口剤の成分
市販品の中でも、多くの物に殺菌成分は含まれています。
しかし、同じメーカー、同じブランドの物でも、予防の対象の病気や細菌によって、異なる殺菌成分が配合されていますので、興味があれば皆さんが今お使いの洗口剤の裏の成分表を見てみてください。
殺菌成分の種類は大きく分けて2つ、イオン性、非イオン性に分けられます。
イオン性の代表的な殺菌成分は塩化セチルピリジニウム、グルコン酸クロルヘキシジンなどがあり、非イオン性ではポピドンヨード、イソプロピルメチルフェノールなどがあります。
このイオン性、非イオン性では作用に違いがあります。
イオン性は、特にお口に中に漂っている細菌(浮遊性細菌)に強く、プラーク(歯垢)の表面に付着して、病原細菌を攻撃し、バイオフィルムの再形成を阻害します。歯磨き後のうがいに適しています。
非イオン性は、バイオフィルムに強く、浸透効果がありますが、古くなってしまったバイオフィルムには浸透できず、イオン性のようなバイオフィルムの再形成を阻害する作用はないと言われています。歯磨きができない時のうがいに適しています。
殺菌成分の使い分けと代表的な商品
殺菌成分の作用の違いから、時間帯で分けて使用することがおすすめです。
イオン性の殺菌成分含有洗口剤は歯磨き後のうがいに適しているので、朝昼夕食後のうがいに、非イオン性はブラッシングができない時のうがいに適しているので、間食後のうがいに使用すると、その時々でしっかり殺菌成分の効果を得やすくなります。
イオン性殺菌成分含有洗口剤は、グルコン酸クロルヘキシジン配合ではコンクールF(ウェルテック)、バトラーCHX洗口液(サンスター)など、塩化セチルピリジニウム(CPC)配合ではGUMデンタルリンス(サンスター)、モンダミン(アース製薬)などがあります。
GUMデンタルリンスには、塩化ベンザルコニウム(BKC)という殺菌成分も配合されています。
非イオン性殺菌成分含有洗口剤は、エッセンシャルオイルではリステリン(ジョンソンエンドジョンソン)、イソジン((ポピドンヨード)ムンディファーマ)などがあります。
上記の殺菌成分、商品が市販で購入できる代表的な物になります。
いかがでしたか?
洗口剤は、口臭予防というイメージが強いですが、むし歯、歯周病予防効果もあります。
しかし、妊婦さんは使用を控えたほうがいいものや、お子さんは濃度を薄めにしたほうがいいものがあります。
必ずパッケージや裏面、同封の説明書に記載がありますが、分からないことや心配なことがあれば、お気軽に当院スタッフまでお尋ねください🤓
2022年7月25日
皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
今回は歯の痛みを放置した場合のお話をしていきます。
放置してはいけない痛みの種類と経過
まず、むし歯による歯の痛みは、絶対に放置してはいけません。
患者さん自身で痛みの原因を診断することはできませんが、以前の歯科医院でむし歯を指摘された歯や、鏡や舌で確認したときに穴や黒く変色している部分が見つかった歯、歯肉にニキビのようなものが出来ている所は、むし歯が大きくなり、神経にまで病気が進行していている可能性があります。
その場合、放置をしてしまうと病気の進行、悪化によって、歯の神経を保存できなくなったり、最悪の場合は、歯自体を保存できなくなります。
稀に、一度歯科医院を受診して、むし歯の穴に仮のセメントを詰めたり、神経抜くなどの応急処置をした段階で来院が途絶えてしまう患者さんがいらっしゃいます。
何度も通院するのが大変という気持ちは分かりますが、応急処置だけでは病気の根本的な治療は済んでいませんので、症状が治まっただけで、実際には病気は残ってしまっています。
当院でも、神経を抜いて痛みが取れた方の来院が途絶え、その後しばらくして再来院されたときには病気が悪化してしまい、歯を抜かなければいけなくなったというケースがあります。
歯の保存を希望される場合は、治療が一通り完了するまでは継続して通院されることをお勧めします。
歯周病による痛みでも、放置をされると歯が残せなくなる場合があります。
患者さん自身での判別は、むし歯より歯周病のほうが難しいです。
歯周病はサイレントディジーズと言われ、症状がほとんど出ずに進行していきます。
歯周病による自覚症状では、歯肉からの出血、排膿、歯の揺れなどがあり、これらの症状が出てしまうと、歯の保存が難しくなってしまうこともあります。
歯周病の痛みに対しては、応急処置として、歯周ポケット内の洗浄、歯周ポケット内への抗生剤の注入が行われますが、やはり、虫歯と同じで、症状が治まっただけで、病気自体は残っている状態です。
歯周病は歯肉だけでなく、歯槽骨という顎の骨をも破壊してしまう病気です。
治療がされずに進行してしまうと、最終的には抜歯が必要になってしまいますので、歯科医師や歯科衛生士から歯周病があると指摘された方は、歯周病治療を受けていただくことをお勧めします。
経過観察をする痛みの種類と経過
次は、歯科医師、歯科衛生士が、経過観察が必要と判断する痛みについてお話します。
経過観察をする場合は、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症の軽度であることが多いです。
これらは痛みの自覚症状が出ているものの、むし歯や歯周病などの病気はなく、患者さんの習癖などによるものがほとんどのため、まずは経過観察となります。
症状の度合いによって異なりますが、1週間前後、日を開けて、痛みの変化がないか確認します。
この時、痛みが変わらない、悪化したという場合は、マウスピースの作製や口腔外科への紹介を行う場合もあります。
痛みが軽減、改善していれば、そのまま通院は終了となります。
痛みがなくなっても、確認には必ずお越しください。
いかがでしたか?
今ある歯を長く使っていただくためには、痛みを放置しないこと、治療が終了するまでは通院を継続することが、非常に大切です。
短い間隔での通院は大変かと思いますが、歯科医師、歯科衛生士と相談しながら、予約間隔を決めてご通院ください☺
2022年7月1日
皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
今回は歯の痛みに関するお話です。
歯の痛みと言っても、痛みの出方や強さは人それぞれですし、実際にお口の中を見たり、レントゲン写真を撮影してみたりしないと、確定診断は出来ません。
今回お話することは、歯科医院受診、受診継続のための参考にしていただけたらと思います。
歯の痛みの種類
皆さんは、今まで歯が痛んだ経験はありますか?
ズキズキと鋭い痛み、ズーンと重たい鈍い痛み、噛んだ時の痛みなど、痛み方には沢山の種類があります。
どんな痛みでも一度歯科医院に行って、詳しい検査や治療を受けるのが一番ですが、その治療の最中に通院を中断されてしまったり、歯科医院を受診せず、放置してしまう方がいらっしゃいます。
原因によっては、放置や治療中断をしてしまうと、取り返しがつかなくなってしまう危険な痛みもあるため、早めの歯科医院受診が必要になります。
①自発痛
自発痛とは、噛んだり、飲んだりせず、じっとしていても強い痛みが生じます。
しかし、自発痛の感じ方も人それぞれで、神経に触るような強い痛みや、心拍と同じようにドクンドクンと続く痛みなど、個人差が
あります。
この自発痛が現れる病気の代表例が、歯髄炎、根尖製歯周炎、辺縁性歯周炎です。
歯髄炎とは、歯髄(神経)が生きている歯の虫歯が大きくなり、歯髄に達してしまった状態です。歯髄炎の治療は、歯髄を抜き取る「抜髄」、歯髄があった部分(根管)を綺麗にする「根管治療」、歯髄の代わりの材料を入れる「根管充填」を行います。
また、最初の虫歯の大きさや、虫歯があった歯の種類によっては、銀歯の被せ物を作る処置が必要になります。
根尖性歯周炎は、歯髄炎の治療が済んだ歯におこる病気です。
歯髄があった部分(根管)の中で細菌感染が起こり、歯の根っこの先端に膿の袋が出来た状態です。治療方法は歯髄炎と同じです。
辺縁性歯周炎は、所謂、歯槽膿漏です。
根尖性とは違い、歯の周りの歯周ポケットや、歯を支えている歯槽骨に生じる病気です。
基本的には、ほとんど痛みが出ない病気ですが、慢性的に重度の歯周病があったり、親知らずの周りに重度の歯周病があったりすると、自発痛が生じ、膿が出てくることもあります。
この病気の治療は、歯周ポケット内に抗生剤注入、歯周病治療、抜歯になります。
②誘発痛
誘発痛とは、自発痛とは違い、歯に刺激を与えることで生じる痛みです。
噛んだ時の痛み(咬合痛)や叩いた時の痛み(打診痛)、冷たいものや温かいものがしみる(冷温熱痛)、擦った時の痛み(擦過痛)などがあります。
患者さんが症状として訴えられる場合は、「食べ物を噛むと痛い」、「冷たいものがしみる」、「歯を磨くと痛い」と言われることが多いです。
咬合痛や打診痛では、①自発痛で挙げた歯髄炎に関連している場合があります。
温度刺激、歯磨きなどの機械的刺激によるものでは、象牙質知覚過敏症であることが多いです。
しかし、実際にレントゲン撮影を行い、詳しい検査をしてみると、別の病気が見つかる場合や、病気ではなく、食いしばりや歯ぎしりなどの癖によるものの場合もあります。
いかがでしたか?
今回はここまでになります。
次回は痛みを放置した時の病気の変化についてお話していきます。
2022年5月31日
皆さん、こんにちは。
今回は歯ぎしりと食いしばりについてお話していきます🤓
なぜ、歯ぎしり・食いしばりをしてしまうのか?
皆さんは寝起きやふとした時の顎の疲れや痛みの自覚症状を感じたことはありませんか?
また、ご家族の方から、寝ている間の歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?
歯ぎしりや食いしばりは、日本の約70%の方が経験していると言われている、非常に馴染みのある「癖」です。
歯ぎしり、食いしばりをすると、脳からβエンドルフィンという神経伝達物質が発生します。このβエンドルフィンは、鎮痛効果や多幸感、高揚感が得られるため、脳内麻薬とも呼ばれます。簡単にいうと、モルヒネのような働きです。
疲れやストレスが溜まっている時、緊張時、免疫力が低下し体調がすぐれない時に、無意識に行ってしまう癖なのです。
歯ぎしり・食いしばりをするとどうなるか?
脳内物質が出ることで良い作用があるように感じるかもしれませんが、実際には、歯ぎしり、食いしばりは悪いことのほうが多いです。
特に強い影響が出るのが、お口の中です。
具体的な影響は、歯にヒビが入る、歯や被せ物が割れてしまう、詰め物が外れてしまう、顎関節症、知覚過敏、歯の痛み、骨隆起(顎骨の出っ張り)などがあり、全身への影響としては、肩こりや頭痛などが挙げられます。
ほとんどの場合は症状が現れるので、患者さんご自身で気付くことができ、歯科医院を受診していただくきっかけになるのですが、ヒビにに関しては気付きにくい上に、知らない間にむし歯や歯周病の原因になってしまうことがあります。
自分で歯ぎしり・食いしばりを見つけるには…
患者さんご自身で歯ぎしり・食いしばりを見つけることはとても難しいかと思いますが、見つけるためのヒントはたくさんお口の中に存在していますので、少し気にしてお口を観察していただくきっかけになればと思います。
まず、一番見つけやすいところは上下の顎骨の出っ張りです。
歯ぎしり・食いしばりをされると、顎骨の一部分だけが発達してしまい、ボコッと出っ張ってくることがあります。下顎であれば歯列の内側の舌の近く、上顎であれば天井(硬口蓋)の辺りを舌で触ってみてください。ボコッとしたものが感じられたら、歯ぎしり・食いしばりををしている可能性があります。
もう一つは、前歯の先端の形です。
正常な場合に限ってですが、顎を左右に動かす歯ぎしりのような動きをすると、上下の犬歯が当たって動きます。これを犬歯誘導と言います。犬歯誘導を就寝中に行っていると、徐々に犬歯がすり減り、歯のとんがりがなくなってきます。本来、犬歯は犬の歯のように尖った形をしていますが、その尖った部分が平になってきていたら、歯ぎしりを疑ってみてください。
最後は、舌の縁の形です。
特に日中に食いしばりをする場合、舌の縁にギザギザと波打ったような模様がつくことがあります。これは舌圧痕という舌の変形です。鏡の前で舌を出してみると、少し見えるかもしれません。
歯ぎしり・食いしばりを治すには
日中に食いしばりをしている場合は、下顎安静位を意識することが大切です。
下顎安静位とは、安静にしている時の正しい顎の位置のことで、上下の歯の間に2~3㎜の隙間(安静空隙)が空いた状態のことです。
下顎安静位を保つためには、正しい舌の位置を覚えて、意識することが大切です。
上の前歯の裏側に舌の先端(舌尖)が触れた状態が、正しい位置になります。この位置に舌の先端を置くと、自然に下顎安静位になり、上下の歯に力を入れて食いしばることができなくなります。
ただ、緊張時や集中時、運動中は下顎安静位を意識することは難しいと思いますので、まずはお家でリラックスしている時(テレビを見ている時や入浴中など)から意識してみてください。
日中目に入る場所(デスクワークや勉強をする方はパソコン周りや机、家事をする方は冷蔵庫や壁など)に付箋やメモを貼って、視界に入ったときに意識して下顎安静位に戻す方法もあります。
どうしても難しいという方は、一度歯科医院でご相談ください。
いかがでしたか?
歯ぎしり・食いしばりは、実はとっても怖い習癖なのです。
少しでも違和感があったり、心配なことがあれば、お気軽にご受診ください🐼

