2023年9月30日
皆さんこんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回は、今年変更されたフッ化物配合歯磨き剤の推奨フッ化物濃度についてお話ししていきます。

上の画像は、今年1月に変更になった、フッ化物配合歯磨き剤の推奨濃度とその使用量です。
変更前は、歯が生えてから2歳までは500ppmの低濃度のフッ化物配合歯磨き剤を、切った爪程度のごく少量、3~5歳では500ppmの濃度の物を5㎜以下、6~14歳では1000ppmの濃度の物を1㎝以下で使用するなど、年齢によって濃度、使用量が大きく異なりました。
また、以前は、歯磨き剤(歯磨き粉)は歯磨きの補助剤という考え方で、低年齢の内のみの使用で良いとされ、使用量や濃度の規定はありませんでした。うがいも歯磨き剤が口腔内から消えるまでするべきとされていました。
ですが、変更後は、上記の画像のように、低年齢のお子様でも1000ppmのフッ化物配合歯磨き剤の使用が推奨されていて、現在では虫歯予防にはフッ化物配合歯磨き剤の適正使用が重要であり、うがいも5~15㎖(ペットボトルキャップ1杯強)の水で1回のみなど、なるべくフッ化物が口腔内に残留し、その効果を発揮できるような使用方法が推奨されています。
お子様のむし歯予防に、ぜひ参考にしてみてください🦷
2023年8月3日
皆さんこんにちは🌝
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回、ご紹介する予防ケアアイテムは、フッ化ナトリウム洗口液0.1%「ビーブランド」です!
フッ化ナトリウム洗口液0.1%「ビーブランド」
手軽で続けやすい、液体タイプの虫歯予防のフッ化物洗口液です。
特徴
①調整や溶かす手間の無い、継続しやすい液体タイプです。
②毎日の洗口に適したフッ素濃度450ppmF。計量カップ付きで、お使いいただく方の年齢や口腔状態に合わせて、濃度を希釈することも可能です。
③薄いブルーの薬液で、さわやかなリンゴ味です。マイルドで刺激の少ない処方なので、お子様にも安心してお使いいただけます。
特に、虫歯リスクの高い方に、フッ化物配合歯磨き粉と併用して使うのがオススメです!
具体的には、以下の条件に当てはまる方が虫歯リスクが高い方になります。
①虫歯リスクの高いお子様
・口腔衛生状態不良(プラーク付着が多い方)
・昨年の虫歯発生が2か所以上ある方
・平らな面の虫歯経験がある方
・矯正装置を使用されている方
②根面虫歯リスクの高い大人の方
保管上の注意
①お子様の手の届かないところに保管してください。
②直射日光を避け、室温(1~30℃)で保管してください。
③歯科医師の指示により、使用してください。
使用方法
①洗口前に歯磨きを行ってください。
②原液を使用する場合は、計量カップに5~10㎖の薬液を入れます。
③希釈した薬液を使用する場合は、5~10㎖になるように、薬液と同量の水を計量カップに入れて希釈します。
④薬液を口に含み、約30秒間、液が歯面に行き渡るように、ブクブクと洗口してください。お子様が使用される場合は、誤って飲み込まないように、下向き加減で洗口してください。
⑤洗口後は液を全て吐き出し、水での洗口はせず、30分間はなるべく飲食を避けてください。1日1回就寝前の洗口がオススメです。
液体タイプのフッ化物は、お口の中の隅々まで行き渡りやすいという良い特徴もありますので、虫歯リスクの高い方は予防効果を高めるためにも、ぜひ使ってみてください🙇
2023年3月30日
皆さんこんにちは😃
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
今回ご紹介する予防ケアアイテムは、Check-Up root careです!
Check-Up root care
根面が露出した口腔内にオススメの、虫歯予防歯磨き粉です。
特徴
①NaF(フッ化ナトリウム)1450ppm配合で、エナメル質と象牙質の虫歯を予防。
②コーティング剤PCA(ピロリドンカルボン酸)が、露出した象牙質表面のコラーゲンをコーティングし、さらにフッ素を長く留めます。
③硝酸カリウムが歯髄神経の興奮を鎮め、痛みの伝達を制御し、知覚過敏の症状を防ぎます。
④殺菌成分CPC(塩化セチルピリジニウム)が口腔内の浮遊菌を殺菌し、歯肉炎・口臭を防ぎます。
⑤象牙質にも優しい研磨剤無配合のジェルタイプ。
⑥低発砲・低香味で、丁寧なブラッシングができ、少ない水で洗口が可能です。
根面が露出した歯は、知覚過敏や虫歯になりやすく、過度な力でブラッシングすると、歯が削れたり、さらに歯肉退縮が引き起こされたりと、大変デリケートです。
そのような心配がある方へオススメです!
ぜひ、一度手に取って見てみてください🐰
2022年10月6日
皆さんこんにちは🙋🏻♀️
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
近頃、当院にご通院中の患者様から、お子様がフッ化物配合の歯磨き剤を飲み込んでしまい心配、という相談が増えています。
一度に多量を飲み込んでしまった場合は危険ですが、少量であれば問題ありません。
しかし、お母様、お父様方からすると、少量とは言っても心配だと思います。
そこで、今回は、フッ化物の安全な使い方についてお話していきます。
フッ化物の効果
以前にお話したことがありますが、まずはフッ化物についてです。
フッ素は元素名で、食品やオーラルケア用品に含まれるものはフッ化物(フッ素化合物の略)と呼ばれます。
フッ化物は、お茶や海産物にも含まれていますが、オーラルケア用品に含まれる種類は3つ、フッ化ナトリウム、フッ化第一スズ、モノフルオロリン酸ナトリウムです。
フッ化物を水道水から摂取したり、高濃度フッ化物配合の歯磨き粉を多量に飲み込んだりしてしまうと、急性中毒や慢性中毒による歯のフッ素症、骨フッ素症などの健康被害が出てしまいますが、適正量を守り使用すれば、むし歯予防には一番の薬効成分になります。
フッ化物の効果は、
1.エナメル質の耐酸性向上(エナメル質がむし歯菌の出す酸で溶けにくくする。)
2.再石灰化の促進(むし歯菌の出す酸によって溶けた歯を修復する。)
3.う蝕原因菌の酸産生能の抑制(むし歯菌が酸を出す働きを抑える。)
の3つがあります。
フッ化物を安全に使うためのポイント
医院では、お子様の年齢、うがいができるかを確認して、お子様一人一人に適した濃度と量を守って使用しています。
ご自宅で使用される時も、ぜひフッ化物の量を確認してから使用してみてください。
まず、年齢ごとにフッ化物の適正濃度、適正量が決まっています。
6ヶ月-2歳→切った爪くらいの少量を仕上げ磨き時に使用。濃度は500ppmまで(泡状なら1000ppm)。
3-5歳→5mm以下の量を使用後、少量(5~10ml)の水で1回だけうがい。500ppmまで(泡状なら1000ppm)。
6-14歳→1cm程度の量を使用後、少量の水で1回うがい。900〜950ppm。
15歳以上→2cm程度の量を使用後、少量の水で1回うがい。1450ppm。
日本でのフッ化物配合歯磨剤の適正使用量、濃度は、厚生労働省によって定められていますので、お子様の年齢に合わせて使用してください。
フッ化物の急性中毒
上記を守れば安全に使用できますが、誤って飲み込んでしまった場合に、急性中毒が起こる量と対策もお話します。
フッ化物による急性中毒量は、フッ素2mg/kgで起こると言われています。
当院で販売しているフッ化物配合洗口剤では半分強(250㎖のうち175㎖)、お子様向け歯磨き粉では1.7本分を飲み込まないと、中毒症状は起りません。
上記のように、飲み込んでしまった場合も少量であれば問題ありませんが、急性中毒が心配な場合は、コップ一杯分の牛乳を飲ませてみてください。
フッ化物と牛乳のカルシウムが結合して、腸管からの吸収を防ぐことができます。
また、商品の裏面にも記載があると思いますが、必ずお子様の手の届かない場所で管理をしてください。
フッ化物の慢性中毒
急性中毒は上記のように防ぐことができますが、慢性中毒の場合は上記の対策は適しません。
慢性中毒の症状は、歯のフッ素症、骨フッ素症の二つで、症状が出るフッ化物摂取濃度と摂取期間が、急性中毒と大きく異なります。
歯のフッ素症は、エナメル質の石灰化時期(出生後~8歳頃)に、0.1g/kg(体重)/日を毎日摂取する(飲み込む)ことが、歯のフッ素症が発現する最低量です。
歯が完全に生えた状態では、歯のフッ素症は起らないと言われています。
骨フッ素症は、初期症状はレントゲン写真で不透過性(白い部分)が増加する程度ですが、進行すると疼痛、硬直、異常な骨形成などが起こります。
しかし、この骨フッ素症は、日本では報告数がとても少ないです。
骨フッ素症が起こる条件は、1日に8ppmを超える濃度のフッ化物を10年以上摂取することです。
フッ素が含まれる飲食物は、お茶(抽出したもので0.5~2.0ppm)、食卓塩(0.5~3.0ppm)、メザシやニボシ(10~40ppm)などがありますが、骨フッ素症が起こる時に重要になる飲食物は「水」です。
フッ化物を使った予防方法の一つに、「水道水フロリデーション」という方法があります。
水道水フロリデーションは、水道水にフッ化物を添加することでむし歯予防を図るものです。
この水道水フロリデーションにより、骨フッ素症の報告が多い国は、インドや中国です。
高温や乾燥する地域では、水分摂取量が増えます。その時に摂取する水道水に高濃度のフッ化物が添加されていると、日常的に摂取するフッ化物量が増え、骨フッ素症の原因になってしまいます。
日本の水道水に含まれるフッ素は0.8ppmで、極少量です。
過去には、日本でも水道水フロリデーションが実施されていた地域もありましたが、現在は中止されています。
ですので、日本では、骨フッ素症が起こる可能性はとても低いです。
心配な場合は、1日のフッ化物摂取量を計算しながら、食品を摂取してみてください。
いかがでしたか?
今回は、フッ化物の安全性についてお話させていただきました。
次回は、お子様向けのフッ化物配合ケア用品についてお話していきます。
2018年11月26日
こんにちは
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスの歯科衛生士の人見です。
今回はフッ素の取り入れ方についてお話しさせていただきます(*^-^*)
フッ素の取り入れ方の方法には大きく分けて、
①フッ素配合歯みがき剤を使ってブラッシングする方法
②フッ素洗口液を使用する方法
③歯科医院でフッ素塗布する方法
の3つがあります。
1フッ素配合歯磨き粉を使ってブラッシング
【1回法】
①年齢に応じた歯磨き粉をつける(前回の記事参照)
②歯磨き剤を歯面全体に広げる
③2~3分磨く
④歯磨き剤を吐き出す
⑤年齢に応じた水を口に含み、5秒間程度ブクブクうがいをする
(水の量は前回の記事参照)
【2回法(ダブルブラッシング法)】
※最初にしっかりとうがいしたい方におススメです(^^)/
1回目は歯磨き剤をつけてもつけなくてもよいので、十分に磨いて十分にうがいをする
2回目はフッ素配合歯みがき剤をつけ、全部の歯に延ばすようにつける。一回だけ吐き出し、一回だけうがいをする
2フ口ッ素洗口
4歳以上からフッ素洗口液でブクブクうがいをする方法です
1日1回または1週間に1回の利用法があります。
家庭や幼稚園・保育園では1日1回、
小中学校では1週間に1回がすすめられています。
継続して使用することで予防効果が高まります。
歯科医院から入手するか、要指導医薬取り扱い店で購入することができます。
3フッ素塗布
歯科医院などでフッ素を歯に直接塗る方法です。
年に数回塗布します。
生えたての歯は歯の質が弱いので特に効果的です。
1歳半から行うことができます。
当院では定期検診ごとのフッ素塗布をおすすめしています。

