2023年5月6日
皆さんこんにちは😊
与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィスです。
4月に入り、急激に暖かくなり、過ごしやすい日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
この時期、とてもつらいのが花粉症ですね🤧
舌下免疫療法とは
舌下免疫療法は、スギ花粉とダニによるアレルギー症状に対する治療法です。
アレルゲン(アレルギーの原因物質)が配合された薬を、舌の下に含んでから飲み込み、毎日少しずつ免疫を作っていき、症状の緩和を図ります。
使用薬剤は、スギ花粉に対しては「シダキュア」「シダトレン」、ダニに対しては「ミティキュア」「アシアテ」の4種類があります。
舌下免疫療法中の口腔外科処置
上述した通り、舌下免疫療法では、口腔内からアレルゲンを取り込みます。
そのため、舌下免疫療法薬服用中の患者さんの口腔外科処置は注意が必要です。
代表的な外科処置、抜歯を例に挙げると、抜歯直後、歯が生えていた部分には抜歯窩という穴が開きます。
そこにシダキュアやシダトレンなどの薬の中に含まれるアレルゲンが入り込み、通常よりも吸収が促進されることによって、アナフィラキシーショックが起こる危険性があると報告されています。
蕁麻疹などの皮膚症状や腹痛、嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が現れることがあり、最悪の場合、窒息死する危険性があると言われています。
舌下免疫療法中に注意が必要な歯科治療は上記にある抜歯の他、歯周病やむし歯の手術、乳歯の抜歯などがあります。
また、歯科治療以外でできた口腔粘膜の噛み傷、ブラッシングによる傷でも上記のアナフィラキシーショックが起こる可能性があります。
舌下免疫療法中は口腔外科処置を受けられない?
舌下免疫療法薬と口腔外科処置の関係についてお話しましたが、必ずしも舌下免疫療法中は口腔外科処置を避けなければいけないという訳ではありません。
歯科治療を終わらせてから舌下免疫療法を行うことが望ましいですが、医科歯科の連携を行い、外科処置の前後数日間の休薬期間を設けることで処置が可能になります。
当院にご通院中、または通院を考えている方の中で、シダキュア等の舌下免疫療法薬を服用中の患者様は、必ずお申し出ください。
また、今後、舌下免疫療法を検討されている患者様は、歯科医師、もしくは担当歯科衛生士にご相談ください。
休薬期間を設けず、アナフィラキシーショックや副作用の危険が無いように、歯科治療を進められるように治療計画を立案いたします。
ご質問、ご不明点がございましたら、お気軽にお尋ねください😄

