2021年9月21日
皆さん、こんにちは。
さいたま市中央区で痛くない治療を心がけ、土曜も診療している「コバヤシデンタルオフィス」です。
今回は洗口剤(マウスウォッシュ)についてお話していきます🤓
洗口剤とは
洗口剤は液体のオーラルケア用品で、口の中の洗浄のために使用します。配合されている成分によって、虫歯予防、歯周病予防、口臭予防など異なる効果が得られます。
また、配合されている成分によって、化粧品と医薬部外品に分けられます。
洗口剤の薬用成分
洗口剤を選ぶときは、自分のお口のリスクに合わせて選択する必要があります。
その時に確認していただきたい成分が「薬用成分」です。薬用成分は薬効成分とも言われ、その成分の機能によって効能、効果が得られ、其の効果が厚生労働省に認可されたものです。
洗口剤に含まれる薬用成分では、①歯質の強化作用、②プラーク表面や粘膜への殺菌作用、③プラーク深部への殺菌作用の3つに分けられます。
①歯質の強化作用
・フッ素(フッ化物)…再石灰化の促進、歯質の耐酸性の強化、虫歯菌の酸産生能の抑制。
・ハイドロキシアパタイト(ヒドロキシアパタイト)…エナメル質に97%、象牙質に70%、人骨に60%含まれる。細菌吸着効果、歯面の傷の修復効果、再石灰化の促進効果。
②プラーク表面や粘膜への殺菌効果
・グルコン酸クロルヘキシジン(CHG)…抗菌作用、プラークの再付着抑制作用。副作用として、アナフィラキシーショック、着色、歯石沈着、味覚異常。
・塩化セチルピリジニウム(CPC)…殺菌作用、プラークの再形成抑制作用、歯肉炎予防効果。副作用として、過敏症、刺激感など。
・塩化ベンゼトニウム(BTG)…洗浄作用、プラーク形成抑制、歯肉炎発生の抑制、一般細菌やカンジダなどの酵母様真菌への効果も有り。副作用として、過敏症、刺激感など。
③プラーク深部への殺菌作用
・ポピドンヨード…細菌のタンパク質合成阻害をして強い殺菌白作用を示す。副作用として、アナフィラキシーショック、発疹、びらん、荒れなど。金属への腐食作用があるため、金属の詰め物が多い方、インプラントが入っている方の使用は不向き。
・エッセンシャルオイル…殺菌作用、抗炎症作用を示す。バイオフィルム内への浸透速度は、グルコン酸クロルヘキシジンより4.89倍早い。副作用として、アルコールが含まれている製品の場合、ドライマウスや味覚異常がある。
洗口剤を効果的に使うには
洗口剤は、一般的には歯磨き後、水でうがいした後に使用します。
商品によって、洗口剤の適正量、時間、濃度が異なるため、必ず説明書を読んでから使用してください。
医薬部外品に分類されている洗口剤は、薬効成分が配合されているので、洗口剤でのうがい後は、水でのうがいは避けてください。
水溶性の薬効成分は水とともに流れ出て、薬剤の効果が半減してしまうので、注意が必要です。
今はスーパーやドラッグストア、歯科医院など、様々な場所で、たくさんの種類の洗口剤が販売されています。
自分の口に合っているか分からない、使い方が不安、配合成分が心配など、些細なことでも構いませんので、何かお悩みやご質問があれば、お気軽に担当衛生士までお尋ねください🙋

