顎関節症②
2019年12月24日
こんにちは、与野駅西口徒歩10分にあるコバヤシデンタルオフィス歯科衛生士の荒井です。
今回は顎関節症の原因についてお話します(*^-^*)
顎関節症の原因
顎関節症の原因は、一つに絞ることができません。
現在世界的に認められている考え方は「多因子病因説」といいます。
関節や筋肉に負担のかかる要因には色々あります。
その要因がタイミングよくいくつも集まって負担が大きくなり、
その人に持っている耐久力を超えると症状が出るという考え方です。
原因となる寄与因子
1 解剖要因:顎関節や顎の筋肉の構造的弱さ
2 咬合要因:不良なかみ合わせ関係
3 精神的要因:精神的緊張の持続、不安な気持ちの持続、
気分の落ち込み間隔の持続
4 外傷要因:かみ違い、打撲、転倒、交通外傷
5 行動要因:
- 日常的な習癖
歯列接触癖(TCH)、頬杖、受話器の肩ばさみ、
携帯電話やスマホの長時間の操作、下顎を前方に突き出す癖、
爪かみ、筆記具かみ、うつ伏せ読書
- 食事
硬固物咀嚼、ガムかみ、片側でのかみ癖
- 睡眠
歯ぎしり、睡眠不足、高い枕や固い枕の使用、
就寝時の姿勢(うつぶせ寝)、手枕や腕枕
- スポーツ
コンタクトスポーツ、球技スポーツ、ウインタースポーツ、
スキューバダイビング
- 音楽
楽器演奏(特に吹奏楽器)、歌唱(声優、カラオケ)、発声練習(演劇等)
- 社会生活
緊張が持続する仕事、コンピューター作業、精密作業、
重量物運搬、人間関係での緊張
一つ一つは小さな要因ですが、このような寄与因子が多数集まることによって
顎関節症の症状を起こすほどの原因となります。
また、その人が持っている顎関節や筋肉の弱さもあります。
関節や筋肉が頑丈であれば耐えられる負担も大きくなりますが、
弱い場合には症状が出やすくなります。
次回は顎関節症の治療についてお話します(*^-^*)

