一般歯科治療|さいたま市中央区の与野駅にある歯科医療法人優広会 コバヤシデンタルオフィス。夜間は19時00分まで

このようなお悩みはありませんか?

  • 歯が痛い
  • 歯が黒ずんできた
  • 食べ物や飲み物がしみる
  • 硬いものをかむと痛い

むし歯はどうしてできるの?

むし歯菌は、食べ物などに含まれる糖質を栄養に増殖して歯垢や酸を作っていきます。酸によって歯の表面のエナメル質からリンやカルシウム分が溶かされることを「脱灰」と言います。
健康なお口であれば、だ液がこの酸を中和して、リンやカルシウムを歯に取り戻す「再石灰化」を促し、脱灰と再石灰化が繰り返されています。
ところが食後にしっかりと歯磨きをしないと、糖が残って細菌が活発になり、「脱灰」が進んで歯の質が悪化して穴が開いてしまいます。
この状態が「むし歯」です。
初期段階では、歯の表面が変色する程度で自覚症状はありませんが、症状が進むと歯がしみたり痛んだりしてきます。 また、むし歯を一度治療しても、時間が経って歯と詰め物・被せ物の間にすき間ができてくると、むし歯が再発しやすくなります。
さらに、むし歯治療で悪くなった部分を削ることを繰り返すと、歯は減ってもろくなってしまいます。
歯を守るためには、早期の虫歯治療と、むし歯の予防が重要となるのです。

むし歯は放置するとどうなる?

むし歯になって歯が痛くなっても、途中で痛みがなくなることがあります。
ですが、一度むし歯になってしまった歯が、自然に治ることはありません。
そのため、痛みがなくなったからと放置してしまうと、むし歯はどんどん進行してしまいます。
また、むし歯によって、周りの歯ぐきが炎症を起こし、歯周病を引き起こす場合もあります。
歯周病は進行すると歯を支える骨を溶かして歯が抜け落ちてしまったり、歯周病菌が体内をめぐることで重篤な病気の要因となる場合もあり、非常に恐ろしい病気です。
もしむし歯になったら治療するしか治す方法はありません。
進行すると歯を削ったり抜いたりと大がかりな治療が必要となるため、むし歯ができたら早めに治療を始めましょう。

「予防」が大切です

むし歯になると、歯が痛くなるだけではなく、歯周病など他の病気を引き起こす要因となります。
また、進行すると歯を削ったり抜いたりと大がかりな治療が必要となるため、貴重な時間やお金を使うことになり、精神的な負担もかかってしまいます。
そのために、「むし歯になってから歯医者に行く」のではなく、「むし歯にならないように歯医者に行く」というように考え方を変えてみませんか?
むし歯予防には、毎日の適切なブラッシングや、歯科医院でのプロによるクリーニングが非常に効果的です。
どこも悪くないのに定期的に歯科医院に通うのは面倒に思うかもしれませんが、長い目で見れば、時間的にも経済的にも得になり、なにより生涯ご自分の歯で過ごすことができます。
予防のための定期検診を習慣にしましょう。